遮熱シートを貼ることが最適解?工場の屋根工事における「遮熱の効果」と屋根の専門家が教える「正解」の工法

近年の記録的な猛暑により、工場内の熱中症対策は「待ったなし」の状況といえます。

工場内での熱中症は、機械熱や輻射熱、密閉性による高温多湿な環境と、重労働・作業服による体温上昇が重なり発生しやすい環境であり、企業は労働安全衛生法に基づき、環境改善が義務付けられています。

弊社でも工場内の温度上昇に悩むオーナー様からの問い合わせが増加しておりますが、最近は「高機能遮熱シート」を使った屋根工事についてのお問い合わせも多くいただいております。

確かにアルミ箔を用いたこれらのシートは、輻射熱を90%以上カットするという優れた理論値を持っており、実験値でも温度低下は実証されているようです。
しかし、中には「NASAの宇宙技術を応用した高機能な反射遮熱材」というキャッチコピーが独り歩きし、魔法の材料のように語られているものもあり、屋根工事の専門家としてはある種の危惧を抱いていることも事実です。

そこでこの記事では、工場の屋根工事における「工法による遮熱の効果」と、屋根の専門家が教える「お勧めの屋根工事の方法」についてご紹介をさせていただきます。

近年注目の遮熱シートは本当に推奨できる?

前提として、前述の遮熱シートは「密閉された空間での実験」による数値は高いですが、実際の工場には窓や搬入口、換気扇があり、熱の出入りは複雑となるため、遮熱シートを貼ればすべて解決するというわけではない、ということを念頭に置いていただければと思います。

特に、工場の折半屋根材の上に直接遮熱シートを貼る工法などの場合、紫外線や風雨にさらされる過酷な屋根上において、公表されている10年という耐久年数が維持できるのかという点は疑問が残ります。
経年劣化における剥離リスクを考えると、屋根の専門家としては手放しでは推奨しにくい工法といえます。

また、高価な特殊シートを導入するコストに対し、その維持費であったり耐用年数を計算した際、本当に「オーナー様の利益」に繋がっているのかを再考する必要があると考えています。

屋根の専門家がお勧めする「ダブルパック工法」

これらの店を考慮し、屋根リフォーム東三河として至った結論としては、ダブルパック(インシュレーション工法)をお勧めしております。

ダブルパック工法とは、標準のグラスウール(厚み100mm:10kg/m3 )を下折板と上折板とでサンドイッチにする工法です。
二重断熱構造で、夏は涼しく冬は暖かい断熱性能に 優れた断熱屋根工法です。

弊社にて、工場の屋根工事における「工法による遮熱の効果」を比較する検証を行った結果、次のような結果が確認できました。

3基並んだ実験キットは、左から順に
①高機能の遮熱シート+ダブルパック工法
②弊社が推奨するグラスウールを用いたダブルパック工法
③屋根材の位置を上にあげただけ
となっております。

そのうえで上から熱源を当て、工法によって屋根の内部温度がどのように変化するかを実験したものです。

この結果から、高価な遮熱シートを使わずとも、汎用的な「グラスウール」を使い、屋根を二重にする(空気層を作る)ダブルパック工法で、同等以上の遮熱・断熱効果が得られることがわかりました。

弊社が推奨しているダブルパック工法は、いわば既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる「カバー工法」の進化版といえます。
ダブルパック工法に使用するガルバリウム鋼板などの屋根材は20〜30年の期待寿命があり、10年スパンでメンテナンスを要する遮熱シートを貼る工法よりもトータルコスト(LCC)が圧倒的に安くなることが想定できます。
そのほかにも屋根が二重になることで、遮熱面だけでなく雨漏りリスクも劇的に低減することも期待できるため、建物の寿命を延ばし資産価値を向上させることにも繋がります。

ただダブルパック工法による施工を行うには、金具の選定や荷重計算といった板金屋根材の取り扱いに長けた屋根の専門家による知見と技術が必要不可欠といえます。

目先の情報だけではなく、生涯コストや資産価値を踏まえた本質的な選択を

豊橋、豊川の工場・倉庫・店舗の雨漏り修理・屋根の工事なら屋根リフォーム東三河本日は、工場の屋根工事における「工法による遮熱の効果」と、屋根の専門家が教える「お勧めの屋根工事の方法」についてご紹介をさせていただきました。

この頃多くご相談をいただく高機能遮熱シートを使った屋根工事は、輻射熱を90%以上カットするという優れた実験結果から効果的であることは疑う余地がないことと思いますが、「高価な特殊素材が唯一の正解」ではない、ということをご覧の皆様には押さえていただきたい点となります。

私たちの目的は、他社や商品を否定することではなく、施主様が数年後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しない屋根工事を選んでいただくことです。
汎用品でも、正しい施工(工法)をすれば十分に遮熱対策を施した屋根は作れるので、工場のオーナー様には、世の中に溢れる宣伝文句に惑わされず自社の工場の構造や予算のほか、耐用年数や施工後のメンテナンスを含めた生涯コスト建物の資産価値といった部分まで踏まえたうえで最適な屋根の遮熱対策工事を選んでいただきたいと思っております。

もしこの記事を閲覧されている方で工場の遮熱対策工事をご検討中の方がいらっしゃいましたら、是非お気軽に屋根リフォーム東三河にご相談くださいませ。
無理な営業はいたしませんし、遮熱シートによる工事の検討中の方のセカンドオピニオンも歓迎です。
屋根の形状や稼働状況によって、最適な解決策は異なりますので、まずは「屋根の専門家」として、フラットな視点でアドバイスさせていただきます。

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屋根リフォーム東三河では、しつこい工場や店舗、倉庫の雨漏りの無料雨漏り診断を無料にて行っております。
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