近年の記録的な猛暑により、工場内の熱中症対策は「待ったなし」の状況といえます。
工場内での熱中症は、機械熱や輻射熱、密閉性による高温多湿な環境と、重労働・作業服による体温上昇が重なり発生しやすい環境であり、企業は労働安全衛生法に基づき、環境改善が義務付けられています。
弊社でも工場内の温度上昇に悩むオーナー様からの問い合わせが増加しておりますが、最近は「高機能遮熱シート」を使った屋根工事についてのお問い合わせも多くいただいております。
確かにアルミ箔を用いたこれらのシートは、輻射熱を90%以上カットするという優れた理論値を持っており、実験値でも温度低下は実証されているようです。
しかし、中には「NASAの宇宙技術を応用した高機能な反射遮熱材」というキャッチコピーが独り歩きし、魔法の材料のように語られているものもあり、屋根工事の専門家としてはある種の危惧を抱いていることも事実です。
そこでこの記事では、工場の屋根工事における「工法による遮熱の効果」と、屋根の専門家が教える「お勧めの屋根工事の方法」についてご紹介をさせていただきます。