コストの項目でも触れましたが、屋根カバー工法での屋根リフォームは、既存の屋根を解体しないので、アスベストが飛散することはありません。
アスベストとは、日本語では「石綿」と呼ばれる無機繊維状鉱物です。 1970~1990年代間に安価な建築資材として大量に輸入され使用されました。
しかし、吸引による健康被害を引き起こす恐れがあることから、2006年9月から輸入及び製造・使用が禁止されています。
築30年以上の家にはアスベストが使われた屋根材が使用されている可能性があります。
屋根材の解体、撤去工事を行う際は、飛散防止のための適切な処理をするため、石綿作業主任者といった資格が必要となります。