豊橋市 K社様 カバー工法施工事例
お客様のご要望 |
樋から雨水がオーバーフローして雨漏りを引き起こし、天井の一部が剥がれてしまったので、原因を調べて補修もしくは対策をしてほしいとのご依頼でした。 |
施工事例データ
住所 |
愛知県豊橋市 |
施工箇所 |
屋根 |
施工内容 |
カバー工法 |
費用 |
約500万円(屋根:500㎡ 足場仮設費用込み) |
工期 |
約3週間 |
築年数 |
20年以上 |
ご提案内容 |
問い合わせをいただき弊社にて現地調査を行わせていただいたところ、
屋根が外壁の内側に施工されており、また雨樋が建物の中に取付けられている為、大雨が降ると水が溢れ、天井から雨漏りの原因となっていると分かりました。
雨漏りしていた部分の下が会議室となっており、満足に仕様もできないほど雨漏りがしていたようです。
ご依頼いただいたオーバーフロー部分を塞ぐ解決方法ではなく、根本として起こりうる原因に対策をするために手段を検討した結果、屋上の突き出ている外壁を一部取って、そのうえで外壁より長くした屋根をカバー工法にて施工し、雨樋を新たに外に取付ける、ウチダならではの根本的な解決方法をご提案させて頂きました。 |
ご提案図面
こちらは弊社よりご提出をさせていただいた雨漏り工事のご提案図面です。
弊社ならではの施工ご提案として、オーバーフロー部分をふさぐ施工ではなく、屋上の突き出た外壁を一部撤去、そのうえで屋根をカバー工法にて外壁部分より長く施工し、雨樋を新たに外に取付ける方法でのご提案となっています。
施工前はこちら
施工前の屋根の様子です。
建物の中の様子です。大型の雨樋が室内に取付られている為、大雨の時には溢れてしまっていました。
こちらが特に被害の大きかった2階事務所です。
雨漏りから天井が剥がれてしまっています。
株式会社ウチダ/屋根リフォーム東三河による施工中の様子
足場を仮設し施工に移っていきます。
これから切断する外壁は鉄板でカバーされています。
鉄板(笠木)を外す作業に入ります。
鉄板(笠木)をめくると、これから一部取り外す外壁が見えてきました。
切断した外壁を重機を使い下に降ろす作業に入ります。
吊り上げた時に落下しない様に、レッカー車と外壁をしっかりと固定しての作業を行います。
切断した外壁を吊っている最中のお写真です。
周りには歩道や民家があるので、慎重に作業を行います。
撤去した外壁部分を慎重にトラックに降ろしています。
これは葺替金具です。
既存の屋根の計上は特殊なため、新しい屋根をカバー工法するにあたり、土台となるC型鋼を固定する役割を果たします。
既存屋根のC型鋼を載せる箇所にこの葺替金具を取付けていきます。
葺替金具の上にC型鋼を載せ、ビスで固定します。
C型鋼を載せ、ビスにより固定する作業が完了しました。
C型鋼の上にタイトフレームという金具を付けます。タイトフレームは構造物と構造物を繋ぐ為の重要な金具です。
カバー工法で使用する屋根材をレッカー車にて吊り上げ荷揚げを行います。
職人さんが屋根の上で屋根材を受け取ります。
カバー工法の屋根材は指定の位置に配置され、一枚一枚丁寧に施工を行います。
最後に樋を取り付け、今回のカバー工法リフォームが完了となります。
施工が完了しました
こちらが施工後のお写真です。 今回のカバー工法リフォームではハゼ式の折版屋根材を使用しました。多くの倉庫や工場の屋根材として使用されています。
雨樋も建物内から外へと取付けられております。
今後は大雨によりオーバーフローしても、室内へ雨漏りする心配はありません。
K社様、今回は工事のご依頼を頂き、誠にありがとうございました。