防水処理などに有効な手段として、応用範囲も広いのがコーキング処理です。
屋根の雨漏り修理においても、屋根材自体の重ね部分やジョイント、ボルト穴周り、そのほか板金屋根材の合わせ部分等など、コーキング処理によって雨漏りの処理ができる場面は多いものです。
防水テープと同様にホームセンターなどで入手も容易にでき、施工方法も綺麗に拭いてからマスキングテープなどで養生し、プライマーと呼ばれる下地材とコーキング材の密着性を良くするための材料を塗ってから、コーキング材を充填します。
古いコーキングがある場合は、既存コーキングを綺麗に除去してから新しいコーキングを打つ「打ち直し」をするようにしましょう。
ただこの方法も、既に雨漏りがしている際には根本的な解決にはならないので、あくまで応急処置の手段として考えるようにしましょう。