折板屋根の特徴と断熱性、遮音性に優れたダブルパック工法について

屋根は、降雨や強風など自然の脅威から建物を守ることが第一ですが、近年ではさらなる性能の向上が求められています。


例として、工場や店舗、倉庫の屋根は折板屋根で葺かれていることが多いですが、寒さや暑さ、音の響きの軽減など、さらに快適な屋内環境が働きやすさの追求のため、屋根の工法から見直されつつあります。

この記事では、折板屋根の特徴やメリットやデメリット、中でも近年求められている断熱性、遮音性に優れたダブルパックについての解説をします。

折板・折版屋根って?

折板屋根は、実は身近な存在です。
体育館の天井を見上げたことはありますか?
デコボコした金属の屋根と言えば、思い出す方も多いでしょう。
折板屋根」と呼ばれるものです。

折板屋根は、代表的な場所として、工場や駅の大規模な自転車置き場、一般住宅ではの車庫や倉庫、カーポートなどに使用されています。

材質は鋼板、ガルバリウム鋼板が最も多く占め、フッ素鋼板やカラーステンレスは高価なので使われることは少ないです。

名前の由来は、金属板を折り曲げ加工した屋根材を使うので、その方法から「折版屋根」といいます。

折板屋根のメリット

①低コストで施工できる

折板屋根の最大のメリットはコストが抑えられることです。

一般的に建物に屋根を葺く場合、野地板やルーフィングなどの下地を造る必要がありますが、折板屋根は下地の必要が無く、取付金具を利用して梁に固定します。

その為、下地にかかる費用が不要になります。
また、折板屋根で主に使用されるガルバリウム鋼板は、加工がしやすく組み立てやすいので工期も短縮できます。
これらの理由から工事費を抑えることができ、低コストで施工を行うことが出来ます。

②優れた耐水性

折板屋根に使用されるガルバリウム鋼板はとても軽量です。
さらに台形の繰り返しのようなデコボコの波型が、水はけを良くしてくれます。
重さによる建物への負担が少なくなるので、耐震性を高めるというメリットもあります。

折板屋根のデメリット

断熱性と遮熱性が低い

折板屋根は梁に固定するといった工法ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。

それは断熱性能、遮熱性能ともに優れない事です。

折板屋根には、従来の屋根と違って屋根裏という空気層になる部分がありません。
ガルバリウム鋼板1枚のため、外の冷気や熱気が室内に届いてしまい、結果として建物内が暑すぎたり、寒すぎたりする原因になります。

音が響いてしまう

折板屋根に限らずですが、金属系屋根は音の響きが弱点です。

折板屋根はガルバリウム鋼板1枚の為、音がさらに響きやすくなっており、少しの雨でも音が気になってしまうことも多いです。

ダブルパック工法で解決しよう

折板屋根のデメリットである、遮音・断熱・音の響きを解決する方法が「ダブルパック工法」です。

ダブルパック工法は、標準のグラスウール(厚み100mm:10kg/m3 )を下折板と上折板とで サンドイッチにする工法です。二重断熱構造で、夏は涼しく冬は暖かい断熱性能に 優れた断熱屋根工法です。

使用断熱材(標準)


グラスウール10kg/m3
厚さ50mm+50mm=100mmを充填します。

例として大きな工場や太陽光発電所、製作所など、高い断熱性と遮音性を要求される建物におすすめします。水密性のよい折板の二重構造で、あらゆる自然の外的危険などからも安心です。

ダブルパック工法のメリット

・優れた防露効果
下弦材の馳部、重ね部にシールを入れることにより、より高い気密性で透湿を防ぎ、優れた防露効果を発揮します。

・工期短縮
折板下葺き屋根が先行するので、上葺屋根施工時には、内部の関連他業種の施工ができ、工期短縮に役立ちます。

・高い遮音効果
折板シングル葺工法と比べ、断熱材(グラスウール)は厚みが100㎜あり熱や音をシャットダウンします。

屋根リフォーム東三河による施工手順

①下葺折板に断熱金具を取付け

②下地と屋根材の隙間に断熱材(グラスウール)を巻き込む。

③上葺折板施工

④施工完了

全体の流れとしては、まず、下葺きの折板に吊子付断熱金具を固定し、断熱材を折板形状になじませて敷きつめたあと、上葺き折板を取り付けると、複合断熱折板屋根の完成です。

断熱性・遮音性を高めた折板屋根の工事は信頼できる屋根専門業者に

これまでご紹介の通り、工場や店舗・倉庫によく使用される折板屋根は、その特徴や金属屋根の観点から夏の暑さや冬の寒さ、外の騒音などが不快となっているケースがあります。
しかし、これらは屋根工事により解決・緩和できる問題です。
一般の住宅とは異なる工事となりますので、実際の調査診断や施工は、信頼できる屋根専門業者に依頼をして実施をしていく必要があります。

屋根リフォーム東三河は、昭和24年創業、約70年以上の歴史をもった株式会社ウチダの屋根リフォーム事業部です。
今までの経験を活かし、ただ"修理する"のではなく、皆様がお使いの工場店舗や倉庫の"これから"を考えた修理をご提案いたします。また自社工場があるので、それぞれの店舗や工場の屋根形に合わせた屋根材の加工を行うことが可能です。

折板屋根、ダブルパック工法に関する屋根の診断やご相談は無料ですので、まずはお問合せ下さいませ。

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